大きな扉 ④

大きな扉 ④

きづかいケアプランの大谷です。

ところで

ふくしまベンチャーアワードに参加と書きましたが

その発表内容に少し

触れておきたいと思います。

私は、介護保険制度による

居宅介護支援事業所を営んでおりますが

友人に医療的ケア児のお子様が

いらっしゃる方がいます。

その方の日常生活や

医療的ケア児とは・・・

と知れば知る程

介護保険制度と障がい福祉制度の

違いに驚き

未だに

障がい者は家族が面倒を見る事が

大前提の制度に驚きました

そして、その家族ごとの負担や

(医療的ケア児は文字通り

医療的ケアが必要でそれは、昼夜に関わらず

3時間ごとに処置が必要なものです。

昼夜関わらずです。

ご家族は毎日、それを行わなければ

お子さんの命が危ないのです。

3時間・・・

夜もです。ずっと

ご家族は6時間の熟睡などありえません。

昼もです。

ご兄弟の事業参観も

運動会も参加できません・・・)

その本人も勿論ですが

その家族、ご兄弟も

大きな負担を強いられていることに

驚きました

そこで、自分は

介護保険制度のデイサービスと

医療的ケア児のデイサービスの

共生型施設を作りたいと

発表しました。

本人も外出もままならないため

外出の機会を作る事と

ご家族のほんの少しの

お休みを作ってあげたい事と

本人ももう少し、

ご家族以外の所に居場所を

作ってあげる必要があると

思います。

何故なら

災害が起きた時

避難所へ

医療的ケア児のご家族ごと

避難出来なかった事に

(医療的ケアに必ず電気が必要な為

避難所ではそれを確保出来ない為

自身の車に長い時間

避難しているしか無かったと)

近所の方々が気が付かなかったと聞きました。

隣にこういう課題のある家族が

暮らしている事を

誰にも知らされていなかったから・・

とプレゼンしました。

結果、

特別賞にとどまりましたが

その発表後、県の役所の方々に

質問攻めにあいました。

今の制度の何が問題なのかと・・・?

2019年当時は

余り理解されていなかったが

2022年になり

漸く理解されつつあると思う

社会的マイノリティは

障害者にも当てはまるものだと。

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